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石島 清見; 上出 俊夫*; 西郷 正雄*
Proc. of the 3rd Asian Symp. on Research Reactor, p.197 - 204, 1991/00
NSRRでは、台形パルス及び合成パルス運転という新しい運転モードを導入し、実験範囲を拡大するための改造を行った。合成パルス運転では高出力からの反応度事故を、また、台形パルスでは比較的ゆるやかな異常事故を模擬できる。これらのパルス運転モードは全自動化されている。自動化はディジタル計算機能を有するプロセスコントローラを導入することにより実現した。例えば、台形パルス運転モードにおける原子炉出力の閉ループ制御は、10ms毎にディジタル計算によりデータを更新しながら出力デマンドに追従させ、安定な制御特性を得ている。